今日は父の通院日だったんだけど、余り調子が良くないらしく、ニトロを常時携帯しなきゃいけないように。
帰ってきたあと、覚悟を決めたのか、母親と私を座らせて、自分が死んだあとのことを。
口下手で、社交下手で、仕事一途な人間だった父。
退職したあと、大きな失敗をしてしまって。
思ったような老後を過ごすことができなくて。
父の遺言はメモ2枚。
この薄さが父の人生の厚みのようで切ない。
…でもね、世間から見たら必ずしも成功したとは言えない人生かもしれないけど、私はお父さんのこと尊敬してるよ。
面と向かっては言えないけど、大好きだよ。
できるだけ、できるだけ長生きしてね。