【劇場映画】 クラッシュ

≪ストーリー≫
ロサンゼルス。ハイウェイで一件の自動車事故が起きた。日常的に起きる事故。しかしその“衝突”の向こうには、誰もが抱える“感情”の爆発が待っていた。ペルシャ人の雑貨店主人は護身用の銃を購入し、アフリカ系黒人の若い2人は白人夫婦の車を強奪。人種差別主義者の白人警官は、裕福な黒人夫婦の車を止めていた。階層も人種も違う彼らがぶつかり合ったとき、悲しみと憎しみが生まれる。その先に、あたたかい涙はあるのだろうか。 （goo映画より）

アカデミー賞の作品賞を受賞したこの映画、水曜日のレディースデイは整理券が配布される程の盛況ぶりだということで、土曜日の今日、並ぶつもりで早めに行って来ました。
私が見た回は入りが９割位だったかな。やはりアカデミー賞の影響か、なかなかの入りでした。
さて作品はというと、いわゆる群像劇で、いろいろなストーリが平行して流れていくうちに絡み合い交差しあっていくような作りになっています。脚本が良いのか、登場人物は多いのですが、混乱することなく世界に入り込めました。
タイトルのように「クラッシュ」していく人々や場面、ひどい人種差別が前半にも描かれていて、どんな展開になるのか、と心配していたのですが、視聴後感は悪くなかったです。
是非しっかりと世界に入り込んで見て欲しい映画ですね。
私ももう一度じっくりと見たい映画です。