【劇場映画】 クワイエットルームへようこそ

≪ストーリー≫
佐倉明日香は28歳のフリーライター。ようやく手にした署名コラムの執筆は行き詰まり、同棲相手ともすれ違いが続く微妙な状態。そんなある日、明日香は気がついたら、真っ白な部屋のベッドに拘束されていた。やってきたナースに「アルコールと睡眠薬の過剰摂取により、丸２日間昏睡状態だった」と説明されても、記憶があちこち欠如した明日香は戸惑うばかり。だが非日常的な空間で見知らぬ人々と出会ううち、明日香の中で何かが変わり始める…。（goo映画より）

松尾スズキが監督・脚本・原作ということで、想像していたのとはちょっと違って、切ない物語でした。（ところどころに差し込まれるギャグにらしさはあるんですけどｗ）
内田有紀もいい女優さんになってきましたね。アイドルの時のイメージがあるので、時々びっくりするのですが。
蒼井優ちゃんも、ただでさえ細い身体を拒食症ということで、顔のラインを更に細くしてちょっとエキセントリックで痛々しい役を好演していました。（しかし彼女はひっぱりだこなのに、一定以上の演技をきっちりこなすところが、若いのに凄いですよね）
最終的にちゃんと自分自身と向き合える勇気があるか、自分に問いかけられている気持ちになりました。